新たな野球のカテゴリー マスターズリーグと独立リーグ
これまでの野球は大きく分けて小学生のリトルリーグから甲子園を目指す高校野球、大学野球などの学生、実業団やクラブチームによる社会人野球などのアマチュアとプロ野球の2つしかありませんでした。そこへプロ野球マスターズリーグと独立リーグの新たなカテゴリーが登場し、選手にとっては大きなチャンスが与えられ、ファンにとってはもうひとつの楽しみが増えました。
プロ野球マスターズリーグは任意引退した往年の名選手のOBが集ってリーグ戦を行い、オールドファンを楽しませています。一方の独立リーグは新たに誕生したリーグで、日本国内では愛媛、香川、高知、徳島の4チームで構成された四国アイランドリーグPlusと、北陸・信越地方の5県に関東と東北、近畿の1県が加わったルートインBCリーグがあります。より地域密着型の活動が特徴で、地元の活性化やスポーツ振興と共に住民と深い結びつきを持ちながらリーグが運営されています。
惜しくもドラフト会議で指名されずもう一度プロ野球を目指す選手にとっての登竜門となったり、プロ球団から戦力外通告を受けた選手の受け皿となるなどその役割はますます大きなものとなり、独立リーグで活躍してドラフト会議で指名されている選手も増えています。